つりぼり〆＼(改)

第13回神戸100年映画祭(NPO神戸100年映画祭事務局主催)の「新開地　淀川長治メモリアル」の「近松物語」を新開地の「アートビレッジセンター」へ見に行って来ました。

実は、この映画、見たくて選んだ訳じゃなくて、チケットを頂いたので、見に行こうかなーと思って日程をチェックしたら、これしか見られなかったと言う状態で(^_^;)。(ホントは、「地球にやさしく、人にやさしく」の「アース」「ミス・ポター」「西の魔女が死んだ」あたりを見たいなーと思ってたんですが。11月2・3日だったので、主婦には外出しにくい日だったのでしたー。)

長谷川一夫全盛期の映画らしく、美男美女カップルにうっとり。おさん(香川京子)の白黒であっても良く分かる豪華なきものにもうっとり。…話は、うっとりどころか、不条理を感じる位の恋愛もの(近松門左衛門の浄瑠璃「大経師昔暦」が原作)。いわれの無い不倫を疑われて、成り行きで逃避行する羽目になり、その中で愛が芽生えて、もう周りが見えなくなる位の熱愛状態になってしまい、捕らえられて刑場に行く場面(不義密通は、市中引き回しの上、張付け獄門の刑)がラスト。そのラストシーンで縛られて背中合わせに馬に乗せられた二人が、それでも手を固く握りあっていたのが、とても印象的でした。映画の終わった後、老婦人が、若い方には分からないでしょうねーとしみじみ感想を述べられてました。えーっと若くは無いですが、それなりの年令なら分かったようですよ(笑)。こういう機会でも無いと、こういった映画は絶対見ないだろうから、良いもの見せてもらったなーと思ったです。

さて、その後は、天気も良いので、新開地からJR神戸駅(ハーバーランド前)を通って、花隈のモトコータウンを通って、元町商店街を抜けて、高架下を通って三宮駅まで歩きました。歩数計付けて来たら良かった。新開地って不思議な雰囲気の場所ですね。場末っぽくボートの場外売り場があったり、文化的に映画館や、大衆演芸場があったり。そこからJR神戸駅は10分くらいで行けたかな。案外近いです。モトコータウンは、「毎日がほりだし市!」と銘打ってあるように…あやしげなお店が沢山ありました♪それでも木曜日は定休日で、9割方お休みで、返って良かったかな…と。それでなくてもいろんな所で引っかかりましたからねー(笑)スチール家具でハマったり(A4の書類入れが欲しい!…農林水産省のお下がりのようでした(笑))古ーいゲームショップを眺めたり(あの壁の様に積んであるソフトの１番下ってどうやって取るんだろうと思った) フィギュア＆グッズ店を眺めたり(どう見てもパチもんのピカチュウが2体もあった(笑))金物店のドライバーやドリルピットや電動工具をなめるように見たり(笑・二人とも「ききるん」なんで、こういうものには目がないのですねv)。ゲームボーイのポケモン青があったので、また買いに行こうかなぁ。
元町商店街は、意外とケーキ店が多くて、目移りして困りました!その中にも、古いあられ屋さんや、飴屋さんがあるのも良いですねー(長崎カステラ屋さんは、恐ろしくて買えなかった…。次回トライしてみよう)。「近江の館」の店頭には、いま話題のひこにゃんグッズが色々ありました。滋賀まで行かなくてもここで買えるんだね♪

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