つりぼり〆＼(改)

前売りを買っていたのに、ずーっと行きそびれていて、明日で最終日なので、今日絶対行っとこ!と言う事で、息子と一緒に行ってきました。…ほんとは、息子の学校、10日から14日まで豚インフルでお休みなんですが、日曜日だし、本人元気だし、日も無いしで、こっそり連れて行きました(^_^;)「スタジオジブリ・レイアウト展」

朝一番に入れるように計算して行ったのですが、時間前に着いたはずなのに既に開いている状態。で、次々ぞろぞろと入場してました。入り口から立ち止まって見る人が多数で、半日で回れるのか既に不安な状態。2つ目の部屋で貧血(?)で倒れた人がいて、びっくり。確かに、人が多くて人あたりしそうな状況ではあったのですが。お友達と館員さんがついていたので、そーっとその横を通り過ぎ(意識はあるようで、その後、車いすで会場を出て行かれました)つつ、目はレイアウトに釘付け。

5階から入って、4階まで全部で1300点ものレイアウトがあったそうですが、人波にもまれつつ、それでもゆっくり見て回る事が出来ました。後で見たら、午後は1時間程度の入場制限がかかっていたようです。朝から回ったお陰で入場制限は無かったものの、2時くらいまで昼ご飯が食べられなかったのですが(^_^;)有り難い事に、息子も文句言わずにつき合ってくれたしねー。小さい子供を連れてきていると、やっぱり飽きるようでそそくさと出て行く人もいましたが。

レイアウトの時点で、動きが見えるようで、わくわくしましたよー。たった4秒のコマに対して、4枚もレイアウトを重ねてスピード感を見せたり、樹木を見上げるのに4〜5枚のレイアウトを重ねて高さを現したり。その部分の動画も映像で見せたりして、計算通りの動きにひたすら感心しました。書き込まれた細かい秒数でそれぞれの雲の動き具合が指定されてたりするので、紙の時点で動きが見えてるんだろうなぁと。その書き直した.05秒の違いって言うのが画面に与える影響も頭に描けてるんだろうなぁ。特にと言うか、やっぱりと言うか、宮崎さんのレイアウトは生き生きしていて、これが原画じゃないのかっ!と言いたくなるくらい、描き込まれたレイアウトに圧倒されっぱなしでした。…しみじみ、自分のイラストを振り返って、背景も合わせて考えたレイアウトって大事だなーと反省したです(^_^;)と言うか、背景から描いて、キャラクターが赤鉛筆一発描きとかね、もう、すげーとしか。

比べちゃいけないんだろうけど、息子さんの描いた、テルーの横顔立ち姿と、お父さんの描いたソフィーの後ろ立ち姿を思わず会場を行き来して見比べてしまった。…ソフィーのなんと表情のある後ろ姿だったか。

もうね、会場に入った途端に、「展示会オリジナルカタログ」は買い決定でしたよ!2900円したけどね。「千と千尋」で部屋中に100枚以上のレイアウトが貼付けられてるのがあって、高いところがよく見えなかったりしたので、それがしっかり見られたし、何と言っても、このレイアウト達が手元に残ると言う幸せvの為にはね♪(絵コンテ集は出てるけど、レイアウト集ってのは無いはずだし)…キキが初めてトンボと会うシーンのレイアウト(町に初めて出て、すましてほうきにまたがって、すーっとトンボの目の前を通り過ぎ、トンネルで対向車にびっくりしてほうきが大荒れするシーンまで)が載ってなかったので、全部掲載って訳じゃないのかなーと言うのがちょっと残念だけど。それともあれは、拡大コピー版しかないって書いてたから、なまレイアウトではないと言う事で外されたんだろうか。